リーダー・ピストン日記 〜吹上トンネル編〜

この日記は「史記」のレポート上で語られていない粗塩日本の実情について書きたいと思う。
とりあえず、これに関する「史記」を読んでから、ここを読んで欲しい。
このページだけ作りが質素だが、他の使者にばれないようにしなくてはならない故、許していただきたい。
このページが他の使者にばれたりしたら…それこそ一貫の終わりである。
「かまいたちの夜」というゲームをご存知であろうか?あれと同じである。
ここでひっそり皆様に伝えたい。
ただの心霊HPのように見えるこのHPも、本当は未曾有の中にいるのだ。



2004年8月17日 午前6時23分

たった今吹上トンネルから帰ってきた。空はもう完全に明るい。
それにしても半熟とはそりが合わない。
彼の空気の読めない発言、行動にはいつもイライラさせられる。
面白いことと、空気を読まないことは違うのだ。何度注意しても奴はそれを繰り返す。
しょうがない。馬鹿なのだ。馬鹿はいくら相手したってしょうがない。養老先生も言っていた。
しかしずっと無視し続けるというのは他の使者に面目が立たないので一応注意はする。
宇宙に酸素を送る活動をするようなもんだ。

無駄。

しかし、そのかいあってか皆も半熟に注意を促すようになった。
虎髄に至っては「個性ブッテイル奴ハ、死ンデシマエバイイデス」と言い放った。
すごくスカッとした。
あとでオートバックスに行って高めのオイルを買ってきてやろう。



2004年8月19日 午後21時15分

粗塩様の御心を普及すべくこのHPを立ち上げることにし、皆とHP作成にいそしむ。
半熟はどうやら「HPを立ち上げたところでバカにされるだけだ」、と思っているらしく乗り気ではない。
「バカにされたっていい。信じるものは救われるんだ」
鼻歌汁の勇敢な発言に心打たれる。
ああ、リーダーの僕が言うべきセリフであった。
『んなこたぁ、わかってるよ』
また空気を読まない半熟の発言。
名前だけではなく、心もまだ半熟のようだ。
ちなみに虎髄はおととい与えたオイルが体に合わなかったらしく錆びてしまい、今はオートバックスに修理に
出している。



2004年8月21日 午前7時01分

くそ、忌々しい奴だ。
昨夜(といっても今日の午前2時頃)に半熟が我が家に突然来訪してきた。
こんな時間になに考えてんだ、と思い、問いただすと
「HPつくらなきゃっしょ。粗塩様、広めなきゃっしょ。それともリィーダーァ?眠いからやりたくないとか?」
と悪態をついてきた。
随分と酒を飲んでいるらしい。
体中から安い酒のにおいをプンプンさせてやがる。
今にもクローゼットにある香水を頭からぶちまけようとしたが、ある理由で、やめた。
なぜなら彼の後ろには…いや、さすがにこれは書けない。リスクが高すぎる。
しぶしぶ吹上トンネルの史記を書き始めるが、半熟はとにかく『僕がびびっていた』ということについてしか書かない。
確かに僕は幽霊は苦手だ。
しかし、それでもそんなところに足を運ぶのは、粗塩様の御心にシンパシーを感じすぎるからだ。
もっと人に必要とされたい気持ち…、そんな気持ちを汲み取ろうとするのは、愚行だろうか?
半熟が帰ったあと、半熟の空気を読まない発言を多々付け加え、ネット上にアップしておいた。

文句を言われたら虎髄がやった、とでも言っておけばいいだろう。